【宮城県の日本酒3選】東北の旨みが詰まった名酒たち
東北の美酒王国・宮城県から、注目の日本酒を3本厳選してご紹介します。
繊細な香りと米の旨み、東北ならではの澄んだ味わいが楽しめる銘柄たちです。
どれも地元ファンはもちろん、全国に熱烈なリピーターを持つ実力派です!
まずは宮城県の日本酒の特徴から!
宮城県の日本酒の特徴
1. やわらかく上品な味わい
宮城の日本酒は「淡麗旨口(たんれいうまくち)」と呼ばれることが多く、スッキリとした口当たりと、やわらかな旨味が特徴です。辛口でも刺々しさは少なく、繊細でバランスのとれた風味があります。
2. 食事との相性が抜群
味わいが穏やかで雑味が少ないため、和食を中心とした食事と非常によく合います。特に魚介や塩味ベースの料理との相性は抜群です。
3. 酒造好適米「蔵の華」の使用
宮城県が独自に開発した酒米「蔵の華(くらのはな)」は、たんぱく質が少なく雑味のない、きれいな味の酒造りに適しています。地元の蔵ではこの米を使用した酒造りが盛んです。
4. 清らかな水と寒冷な気候
蔵王連峰や栗駒山系の雪解け水が豊富で、軟水傾向。これにより口当たりがなめらかで、やさしい風味の酒が生まれます。冬の気温が低いため、ゆっくりと発酵が進み、雑味の少ない上品な味に仕上がります。
5. 伝統と革新の融合
古くから続く蔵元も多く、伝統的な手造りを重視しつつも、若手杜氏の感性や最新技術を取り入れたモダンな酒も多く登場しています。生酒やスパークリングなど新感覚の酒も増加中です。
1. 宮寒梅(みやかんばい)|寒梅酒造(大崎市)
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口当たりはやさしく、まるで雪解け水のような透明感。
「純米吟醸 宮寒梅」は、甘やかでフレッシュな香りとすっきりとした後味が特徴で、日本酒ビギナーにもおすすめです。
自社田で育てた酒米「美山錦」「ひとめぼれ」を使用し、米づくりから一貫して醸す姿勢が高く評価されています。
2. 萩の鶴(はぎのつる)|荻野酒造(栗原市)
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創業は江戸時代、宮城の自然に寄り添った丁寧な酒造りが魅力。
看板酒「萩の鶴 純米吟醸」は、やや控えめな香りとしっかりした米の旨みが絶妙なバランス。
食中酒としても優れており、和食との相性は抜群です。
猫ラベルシリーズや眼鏡専用日本酒も人気!

3. 愛宕の松(あたごのまつ)|新澤醸造店(大崎市)
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「究極の食中酒」を掲げる蔵元が造る、洗練された味わいの酒。
代表的な「愛宕の松 純米吟醸」は、香り控えめで飲み飽きしないスッキリとした口当たり。
バランスが良く、刺身から肉料理まで幅広い料理にマッチします。
夏酒のひと夏の恋もオススメです。

また、上位ブランドの「伯楽星」も全国で高評価です。
まとめ
お得イチオシは宮寒梅(みやかんばい)!甘いのにスッキリしていて美味しいです!
宮城県の日本酒は、どれも「澄んだ味」「食事に寄り添う」ことを大切にしているのが特徴。
気になる銘柄があれば、ぜひ一度試してみてください。
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